AI、VR、AR、IoTなどの発達により、多くの業界でデジタル変革が起こっています。それに伴い、IT技術を持った人材の需要がかつてないほど高まっているのが現状です。今後需要のあるIT系の職種はどのようなものなのでしょうか。
まず確実なのがAIエンジニアです。AIの技術はますます日常生活に欠かせないものとなっています。人の動きや生活パターンを学習するAIエアコンや、スマートフォンの音声アシスタント機能などが良い例でしょう。また農業や医療の現場でも、徐々にAIは欠かせない戦力となりつつあります。AI開発、運営ができる人材を欲する企業は今後増えていく一方だといわれています。
AIと並ぶ最先端技術にVR(仮想現実)があります。VRの使用は、すでにエンタメ業界で主流になっており、VRに対応したゲームやアトラクションは増え、スポーツ観戦や音楽ライブ視聴にもVRの利用は広まってきました。また、医療現場でもVRの存在感は大きくなってきています。例えば、手術の様子をVR越しに世界中の他の医師や医学生と共有し、医師の技術の向上や教育に役立っているのです。VRが今後幅広いジャンルで大きな発展を遂げていくことは明らかであり、VRエンジニアの将来性には期待を持って良いでしょう。
AIとVRに比べると、IT業界の世界では古参と呼べる職種ですが、Webデザイナーもまだまだ需要の高い職種です。Webサイトというと、一昔前までは限られた企業などが持つものでしたが、今ではホームページを持っていない企業の方が少ないですし、個人がWebサイトを所有していることも珍しくありません。Webサイトの所有が普通になった今、Webデザイナーの需要も増えていくでしょう。